児童発達支援 【基本療育】

児童発達支援での療育は、グループ療育基本です。

定員5~6名、親子参加のグループです。

火曜日と木曜日の10~12時のグループは、療育のスタートとなるグループです。

2歳前後から年中くらいのお子さんが対象となります。

火曜日・木曜日13:45~15:30には、お子さんのご様子や療育目標、性別などでグループ分けをした、年中さんから年長さん向けのグループを設定しています。より小学校入学を意識したプログラムになっています。

グループの流れ

午前のグループ(2時間)

自由遊び

好きなおもちゃを探すこと、おもちゃの貸し借りや共有のスタートです。次の「個別課題」への気持ちの切り替えも課題の一つです。

おもちゃの棚

サーキット

障害物コースをグルグル回ります。体を目的に合わせて動かす練習になります。その中に、「待つ」「順番を守る」「コースを守る」などの課題もあります。

サーキット

個別課題

学習の基礎となる姿勢を作る時間です。

自分に合った課題3種類をやりきること、一つずつ順に完了させていくこと、終わった課題は片づけて行くこと、そんな練習を重ねます。

個別課題
個別課題

おあつまり

出席シールを貼り、お歌を見ること、座って参加すること、お名前を呼ばれたらお返事をすること、などを体験する時間です。

おあつまり
おあつまり
おあつまり

公園

みんなで公園に出掛けます。手をつないで歩くこと、目的地まで歩くことなどを、少しずつ頑張ります。

お散歩

おやつ

2種類のお菓子を準備しています。自分で選ぶことがとても大切!次に、選んだものを、スタッフに伝えるコミュニケーションが生まれます。指さしをしたり、アイコンタクトを送ったり、ジェスチュアをしたり…。「ちょうだい」を伝えることが、コミュニケーションの力を育てることの始まりです。

おやつ
午後のグループ(1時間45分)

自由遊び

おもちゃの貸し借りの練習、ごっこ遊びの導入を、スタッフが見守りながら、適切な関わりが生まれるように支援します。

おもちゃの棚

個別課題

小学校の授業を意識した学習時間です。

自分の課題を、自分でやりきっていく力、手順を守って進めていく力を育てるとともに、困ったときに先生を呼び止め、助けを求める力も育みます。

個別課題
個別課題
個別課題

おあつまり

みんなの前で発表をする、友達の発表を聞くなどの練習のほか、短期記憶や言語理解、言語表現、概念形成などを育むためのクイズも行います。

おあつまり

ムーブメント

あたま・からだ・こころを連動させる、運動遊びの時間です。子供たちにとって魅力的な遊具を使い、やりたい気持ちを引き出しながら、考えて体を動かし、喜びや楽しさ、時には悔しさを感じられる時間を提供します。

ムーブメント

ジュース購入

自販機でジュースを買います。お金の分別の練習をするとともに、頑張ったあとの楽しみの時間でもあります。

ジュース購入

おやつ

3種類のお菓子を準備しています。食べたいお菓子の名前を覚え、スタッフに「○○ちょうだい」と伝えます。スタッフを呼び止める力も育ちます。

おやつ